毎日のボランティア清掃、交通安全運動で地域に貢献

毎日のボランティア清掃、交通安全運動で地域に貢献

八重山電気工業株式会社

八重山電気工業株式会社では、社員全員が分担作業で、毎朝7時過ぎから石垣第二中学校の東道路の清掃と通学時間の交通安全運動を行っている。
 街路樹の黒木は丁寧に剪定され、テッポウユリやトラノオなどの草木が植えられている。八重山電気工業株式会社代表の嵩原督さんは「毎日の日課として、美化に力を入れ、清掃や草木の手入れをすることで、気持ちよく暮らせる地域づくりに貢献できるのではないかと思います」と話す。嵩原さんはじめ社員のみなさんは、この活動を10年以上続けているという。
 シード線から石垣第二中学校前、産業道路の八重高前の交差点で交通安全運動も行っている。「大人から挨拶をすると、自然と子どもたちの習慣になります。また、子どもたちの成長過程がみられるのも嬉しいことです」と話す嵩原さんの横を、今日も元気よく挨拶しながら通学する子どもたちがいた。
 嵩原さんは、1999年にモンゴルのクブチ砂漠の緑化運動に参加し、石垣島の環境について考え、始めた清掃活動が現在に至っている。今後は、役所と話し合いながら、月1回程度で、動力的なボランティアとして、街角の小さな公園のトイレなどの電気・水道の整備をしていくことを考えているという。嵩原さんは「私たちの技術を活かし、地域の美化や環境の改善に貢献できればいい」と話した。

竹内(やいま編集部)

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