良いなを形にする

夢の具現化

子供は騒いで当たり前。汚して当たり前。失敗して当たり前。大人になると何故かそれらが許されなくなってしまうけれど、大人だって失敗するし、汚すし、騒ぎたい…。大人も子供も関係ないなぁと、最近つくづく思います。
 自分だけの泥団子を夢中になって作ったみたいに、陶芸教室に通うお兄さん。巷で知ってる曲が流れると嬉しそうに歌いだすみたいに、カラオケに行って熱唱するお姉さん。
 子供なら、やりたいと思ったその時に、跳ねる様に飛び出すけれど、大人になるにつれ、叶えるのに時間がかかる気がします。
 恥ずかしかったり、怖かったり、人目や結果の方が気になって、なかなか前へ進めない…そんな経験はありませんか? 私もその一人でした。「…だけど…」、「でももし…」症候群。
 周りをなぎ倒してまで、無理に前へ進む必要はないけれど、自分の気持ちを素直に表現しても良いんだと、思い出しました。  
「私が幸せに」ではなく「私達が幸せに」なれる環境作りを、子供と大人一緒にやっていけたら良いな、というのが私の今の夢です。漠然としているけれど、ワクワクする事をひとつずつ紡いでいくと、結果はどうであれ、過程を楽しめる様な気がしてきました。

街 直子

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