大地のエネルギーを感じて

大地のエネルギーを感じて

豊年祭とドゥンタ

7月29日、島の豊年祭が終わった。豊年祭前のアミウリで雨降り願いをしたとたん、恵みの雨、ゆがふの雨が降り続いた。日本で最後に太陽が沈む島。陽が上がる東の岬は東崎(ル・あがりざき)、そして陽が沈む西崎(ル・いりざき)。太陽とともにの暮らしの中で風のどなんと言われるほどの風を感じ、山や川に水の恵みもある。太陽、空気、水、命の源のある与那国島は宝の島だ!!
 五穀豊穣の祈願、感謝の豊年祭。与那国のすばらしい伝統芸能の数々で唄や踊りの奉納。とりわけ、東公民館の豊年歌劇は躍動感があり、悦びに満ちあふれた笑顔、踊りはみんなの心まで豊かにした豊年満作、笑顔満作の豊年祭となりました。住む人の心の豊かさは島の豊かさ。
 祭りの締めはドゥンタ(巻き踊り)。今日の日の願いは何の願いを願いますか?という歌詞の唄をみんなが手をとり繋ぎ輪になって踊る。和こそ島の宝である。一人ひとりに光を照らし、伸ばし、島のエネルギーに変えてほしい。それが私の願いである。
 今月、町議会議員選挙がある。若い力を伸ばし、新しい風を巻き起こしてほしい…と思うのは私だけでしょうか…。

外間 真奈美

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