8月、宮崎で開催された第34回全国高等学校総合文化祭に出場し、練習を積み重ねてきた演目「稲粟ぬ稔り」を披露した農高郷土芸能部。
夏休み中も10時から、ほぼ毎日練習を行っている。部長の伊覇あずささんをはじめ、3年生が中心となって後輩たちに踊りの指導をしている。3年生の佐久川優美さんは「農高では、夏休み中、水やりなど学校の作業をする当番があるのですが、部員の練習への出席率は高いです」と話す。
午前中の練習が終わり、お昼休みが始まると、みんな知念商会へ昼ごはんを買いに出かける。おにぎり、オニササ、ラーメン、弁当などを買ってきて、みんな揃って食べる。今日もオニササが人気。いろいろな話に花が咲き、農高郷土芸能部の昼時間はにぎやかだ。
昼後は、すぐに午後の練習を始める。部長が部員をまとめ、円になって「よろしくお願いします!」と元気よく練習開始の挨拶をする。今日の午後の部は村遊びの練習。まだ踊りに自信がなかったり、知らないことの多い1年生を先輩たちが積極的に誘い、リードしながら踊る