旅をする私。いつも心は竹富島へ。そして実際に時々訪れる。
6月東京表参道、原宿でショートショートフィルムフェスティバルが開催され、昨年設立された「旅ショーット! プロジェクト」の第一回特別上映作品として、竹富島が舞台の『青春マンダラー!』が上映された。主演以外は竹富島の島民が出演者という。97歳のお祝いマンダラーを題材にしたこの映画で、長寿の島ならではの島の人びとのあたたかなつながりを感じることができた。竹富島に行った気分にもなりました。
13分53秒という短い映画ですから、多くのことは望めないけど私だったら…。
私だったら、もっともっと素敵な、お気に入りの場所を知っている。降り注ぐ太陽の光、さわやかな風、満点の星を、そして自然の脅威(台風)も知っている。祭りや祈り、神々しい竹富島を少しだけ知っている。心優しいあたたかな島の人びとを知っている。そして、観光の島であると同時に、自然とともに生きる人の営みも知っている。私だったらどんな13分53秒の竹富島を映し出すことができるだろうか。