川平で生まれ育ちの里久子さんの健康の秘訣は「5時起床、21時就寝」の生活習慣。シルバー派遣に登録していて、月に10日ほどは川平公園の清掃をする。八重山古典音楽協会主催のコンクールで新人賞を受賞していて、歌と三線が大好きな里久子さんは、午後は民謡のCDを聴き、歌う。庭には、カボチャや冬瓜を育てていて、畑作業も手を抜かない。風呂上りには、大関ワンカップの半分を水で割って飲むのが何よりの楽しみだという。「一日を振り返って、過ごす至福の時間です」と笑顔で話す。女手ひとつで5人の子どもを立派に育て上げ、たくさんの苦労を乗り越えてきた里久子さんは今の生活を元気に楽しく過ごしている。
