地域の自然を知る

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身近な水環境の一斉調査

6月6日、第7回身近な水環境全国一斉調査(全国水環境マップ実行委員会)が市内各所で行われた。この調査は、簡単な調査で自分たちの身近な水環境の実態を知ることができ、また同一条件で調査した他の地点の結果と比較して、容易に自分たちの水環境を評価できるというもの。石垣島でこの調査に参加したのは石垣島海森学校、アンパルの自然を守る会、白保小学校の3団体。
 このうち白保小学校では5年生の児童生徒が、東京工業大学やしらほさんご村の協力を得ながら、近くを流れる轟川の水質について調査した。また付き添いの父兄から昔の轟川の様子の話を聞いたり、川に棲む生物を見つけたりして楽しみながら調査を行った。
 西村友三郎校長は、「今回の機会を通して、子どもたちが自分たちの住んでいる地域の自然について、関心を深めていってほしい。そして今後もこのような調査を継続、発展させていくことで、白保の将来を担う子どもたちに、未来の白保について考えられるようになってほしい」と語った。

安生(やいま編集部)

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