東京・八重山文化研究会

東京・八重山文化研究会

会員の大半が八重山出身

東京に「東京・八重山文化研究会」という会があります。メンバーのほとんどが八重山出身者及び関係者で構成される会です。八重山の歴史や文化、その他八重山に関することを真面目に考え、話し合う会です。南山舎社長、上江洲さんも良くご存知の方、月刊やいまへ投稿されている方も会員に数名おられます。月に1回開催されていて、その都度発表する方と発表内容が変わります。最近の発表でいいますと、小池康仁さんの発表による「密貿易」の話、得能壽美さんとイタリア人のティネッロ・マルコさんによる江戸時代の「琉球使節の江戸参府と八重山」の話がありました。どちらも素晴らしい内容で、これだけの研究を発表できるまでの状態にされるのには相当の時間を使ったことと思います。特にイタリア人のティネッロ・マルコさんは凄いです。驚きました。当時の方が読んでいるじゃないかと思うくらい、漢文をスラスラ読んでいました。これには恐れ入りました。発表については持ち回りになっています。私も頑張らなくちゃ!なんて心にも思っていない事を書きますが、その前に日本語もマトモに話せないので、発表なんてとんでもありません。八重山についても知らない事だらけで、これから皆さんの発表を聞きながら学びたいと考えています。だから発表はあと十年くらい控えさせて頂きたい。と、月刊やいまを使って強くアピールしておきます(笑)。

松岡 宏茂

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