後半の4日間、会場に立ちました。
「出張費も出ないのに、どうして行くの」と言われながらも東京まで出て本当に良かったです。
実は、知人や関東在住のお客様に会えるし…と生半可な気持ちでの参加だったのですが、会場の新宿の小田急百貨店に着いてビックリ。私の知らない他店の参加オーナーさんが、私の店の商品を懸命にお客様に勧めてくれていたのです。皆、自分の商品を売るために来ていると思っていた事を随分反省させられました。
会場は物産展と違い、2Fのおしゃれなバッグやアクセサリーのフロアの玄関口。通行人は多いのですが、このイベント目的の人はほとんどいないので、声を出して足を止めてもらうしかありません。参加オーナーさんの中には、声を枯らしている人、超長時間の立ち仕事で足が湿布だらけの人も。
広い建物の中、レジまで伝票を持って走らねばならず、東京ならではの大変さもありましたが、名前しか知らなかった他店のオーナーさん達と一緒に身体を動かし、声を出すうちに楽しくなってきました。
最終日は、次のイベントの方たちが横で待機する中、迅速に撤収せねばなりませんでしたが、初日前の準備はもっと大変だったのかと思うと、いかに自分の知らないところで多くの方のお世話になっているか身に染みました。
撤収後のミーティングで、販売目標の達成が報告され、小田急スタッフからも拍手があがりました。この期間中に、新たな八重山ファンも獲得できたと思いますが、同時に厳しさも痛感しました。
「石垣島に行ってみたいけど、海外より高いよね」というお客様の言葉。
他のオーナーさんや商工会の平田さんと1時間程のブガリノーシがありましたが、「隣の店と競うのではなく、皆で島の魅力を高め、お客様を友人の様に歓迎しなければ!」と盛り上がりました。
「このイベントは島の異業種交流でもある」とティーラ・アースの平良さんが言っていましたが、私にとって最高の研修となりました。
関係者の皆様、有難うごさいました。出品された全店舗に行ってみたいと思っています。