著者　さかいたまき
出版　朝日新聞出版 東京から約200キロ、日本列島の南西端の海は世界有数のサンゴ礁「石西礁湖」があり、色とりどりの熱帯魚が泳いでいる。近年サンゴを食い荒らす「オニヒトデ」が大量発生し、サンゴ礁保護のためサンゴレンジャーは休む暇もない。そんなところへ、石垣島と小浜島間の大規模架橋計画が突然持ち上がり、島を二分する大騒動になる。