最近、私の中で心に響く“一期一会”。この年齢になって、やっと分かりかけてきた。
私の元気の素は、読書や映画だ。こうも手軽に、いろいろな考えに触れたり、想像をふくらませるものはない。いくら生活が厳しくたって、欠かせないものだ。楽しくてわくわくする。元気の素は何だっていいのだ。子供の笑顔や愛犬だって。言葉にしなくても、自分でわかっていることが大切だ。毎日が元気で暮らせるようになる。
最近、元気の素に講演会が加わった。直接的だけに、パワーが感じられる。そうだなぁと頷けるような話は、即実践だ。その一つ、10月の大嶋啓介氏の講演会。「脳は、単純。最初から出来・不出来が決まっているのではない。『ありがとう』、“笑顔”などの良い言葉、良い動作、良い表情で脳は活性化しポジティブ(前向き)に動き出す。逆に、『疲れた』、“疲れた顔”など良くない言葉、良くない動作、良くない表情だとネガティブ(後向き)に動き出す」。思わず周辺の人たちを照らし合わせると、なるほどと頷ける。良いことを聞いた。ならば私にもチャンスはある。40代のいま、とても元気だ。良く動けている。しかし、20代の頃は違った。すぐに疲れていた。何をするのも億劫だった。一つ思い当たることがある。“骨密度”だ。20代後半に計ったとき、50代と言われた。45歳の時、グラフ枠内に収まらないほど十分だった。元気な身体でいるためには、“骨”は大切なようだ。
それより何より大切だなぁと感じるのが、“感謝”の気持ち。私と私以外の間に、この感謝を感じ取れるか取れないかでは、だいぶ異なる。(私もまだまだですが)。素直になれるし、謙虚になれる。自分自身が自然の一つであると感じてくる。あらゆるものに優しく、強くなれるような気がする。
最近の新聞に、100歳の長寿者の共通点が取り上げられていた。(1)くよくよしない。(2)食事に好き嫌いがない。(3)好奇心が旺盛である。(4)身体を良く動かす。
私も元気に長生きしたいので、この共通点は嬉しい。好奇心旺盛で、身体を良く動かすが重なるとせっかちや忙しなく見られたり、落ち着かない人と受け取られる。周りへの配慮も忘れず、元気でいろいろな事にチャレンジしていきたい。
街で出会う石垣の人は元気だ。表情が豊かで、前を向いて歩いている。
皆、皆さん。これからもどんどん、楽しんで行こう。