舟蔵の里ギャラリー邑 リニューアル記念コレクション展「金城次郎とやちむんの継承者たち」

開始日時
2025年07月31日(木) 10時30分
終了日時
2025年09月02日(火) 17時00分
場所
舟蔵の里 (沖縄県石垣市字新川2468-1)
主催
舟蔵の里
連絡先
0980-82-8108

本展は、舟蔵の里ギャラリー邑(むら)のリニューアルを記念して、人間国宝・金城次郎のコレクション約30点を一堂に会して展示するものです。金城次郎は、1912年に沖縄・壺屋の隣村に生まれ、13歳で土踏みから陶芸家の道を志し、25歳頃には一人前の陶工として頭角をあらわします。沖縄のやちむんならではの「線彫り」などの技法を駆使した作品で「用の美」を体現しました。魚や海老などの大胆で力強い意匠は、民藝運動の先駆者である陶芸家・濱田庄司に「笑う魚」と評され、次郎の代名詞となりました。1985年には、沖縄県初の人間国宝に指定されました。
また本展では、次郎と兄弟弟子として互いに研鑽を積んだ小橋川仁王(二代目)、そして共に戦後壺屋の再建にも関わった新垣栄三郎の作品も合わせてご紹介いたします。沖縄の人びとの生活に根差した焼物―やちむんの生き生きとした魅力をお楽しみください。

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