この度、舟蔵の里ギャラリー邑(むら)では、島の自然にインスパイアされたコラージュ作品を制作するShakotan氏の個展「見上げれば、青空」展を開催いたします。
およそ20年前、スペイン・バルセロナで民族学の調査研究に携わっていた作者は、当時集めたヨーロッパの古紙と日本の和紙を使って、
島の自然の生命力が与えてくれる「生きるよろこび」を表現します。自然に囲まれた当ギャラリーで、あたたかく明るいエネルギーに満ちた作品の数々をお楽しみください。
作家:Shakotan(しゃこたん)
長年の「書」への取り組みを経て、現在は色彩豊かなコラージュ作品を中心に創作。
芸術表現への探求は、およそ20年前、スペインと日本を行き来しながらバルセロナで民族学の調査研究に携わったことから始まりました。
幼い子どもを連れて歩いた街の風景と、圧倒的なカタルーニャの芸術文化が、私の感性に深く刻まれています。
今、もっとも大切にしているのは、島でしか感じられない空気と色彩…海、空、花、風が放つ生命力が与えてくれる“生きるよろこび”です。
スペインで自ら集めた古紙と、日本の和紙。それぞれの素材に手を添えながら、人や自然、そして目に見えない大きな存在に感謝を込め、ひとつひとつの作品に思いを重ねています。
展示予定作品:約30点
会期:2025年7月17日(木)~22日(火)
会場時間:10:30~17:00 ※最終日は16:00まで
*入場無料
*展示作品は販売いたします。