十一月「星見の夕べ」~土星・木星・月と秋の星座を見よう~ @真栄里公園駐車場付近

開始日時
2023年11月24日(金) 19時00分
終了日時
2023年11月24日(金) 20時30分
場所
真栄里公園 (沖縄県石垣市真栄里109-3)

日時

11月24日(金)19:00~20:30

場所

真栄里公園駐車場付近
※申し込みは不要です。どなたでも参加できます。
※児童生徒は保護者同伴でお願いします。※雨天は中止します

八重山星の会の一般向け天体観望会「星見の夕べ」、今回は会場を真栄里公園に移して行います。星の会会員のガイドで天体望遠鏡などを使って、市民や観光客の皆さんと旬の天体を楽しく観望していきたいと思います。どなたでも無料で参加できますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
既に立冬を過ぎていますが、宵の時間帯は秋の星座が見ごろです。今月は土星・木星の二大惑星と月、二重星などを観察したいと考えています。
月齢は11で少しだけ欠けた月です。この日のおススメは半円形の美しいクレーター「虹の入江」です。天体望遠鏡にスマホを当てて撮影してみましょう。
月の東側には木星があり、今の時期は一番星として明るく輝いています。目立つ二本の縞模様と四つのガリレオ衛星を観察しましょう。
人気者の土星は西の空にあり、そろそろ見納めの時期が近づいています。環の傾きが小さな今年の土星を今のうちにみておきましょう。
さて、肉眼では一つにしか見えないぐらい接近した星のペアを二重星と呼んでおり、星の色や明るさ、間隔などそれぞれに特徴があります。その中でも特に美しいとされるのは、はくちょう座のアルビレオと、アンドロメダ座のアルマクで、どちらも二つの星の色の対比が見事です。今の時期は両方とも見ることができますので、見比べてみましょう。
よく、こんな明るい場所で星を観察できるのですかと聞かれます。もちろん暗い場所の方がよく見えることは確かですが、明るい月や惑星などを観察するには夜空の明るさはあまり関係ありません。むしろ安全で快適に星空を楽しむには、そこそこ明るい場所の方が好都合です。
それに近年は技術の発達で、明るい場所でも淡い天体を楽しむことができるようになってきています。今回もそうした機材を使って、新しい星空の楽しみ方を体感していただきたいと思います。ご期待ください。
NPO法人八重山星の会 理事 本宮信夫

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