日　時

10月22日（日）
開場13：30 ／ ご講演 14：00~14:50

講　師

公益社団法人 日本野鳥の会 常務理事　葉山 政治さん（オンライン上映）

演　題

日本の猛禽類が直面する問題と保全活動について

会　場

石垣市健康福祉センター（縄県石垣市字登野城1357番地1 / 0980-88-0088 ）
※当日健康福祉センターが集団ワクチン接種会場となっているため、駐車場は石垣市中央運動をご利用ください。

主　催

「カンムリワシの里と森を守る会｣／連絡先：井上志保里 090-6000-4907
オンライン参加
【zoom】

いま、前勢岳北斜面における巨大開発「石垣リゾート＆コミュニティ計画」が緊迫した局面を迎えています。事業面積127.4ha，ゴルフコースに加え、10階建て，9階建て，5階建てなどプール付きの宿泊施設が予定され、島の貴重な自然と農業を破壊する、石垣島にかつてない規模の巨大な開発です。事業用地は「絶滅危惧種IA類」カンムリワシの繁殖地・餌場であり、且つ、「日本最南端のラムサール条約湿地」、名蔵アンパルの上流です。島の中でも最悪といえる場所に計画されています。
「カンムリワシの里と森を守る会」は行政への要請、市民向け勉強会・観察会の実施を通じて、この問題の解決に取り組んできました。現在、最後の砦である農地転用、開発許可について、県による審査が進行中です。私たちは、開発を阻止するために2023年9月にカンムリワシ「自然の権利」訴訟を開始しました。
当会総会に合わせ、日本野鳥の会の葉山さんにお願いし、日本における他の猛禽類の保全の取り組みの事例やカンムリワシが置かれている状況についてお話いただく運びとなりました（オンライン上映）。石垣市の鳥、カンムリワシが島の空からいなくなってしまわないように。何ができるか、どう向き合うか、一緒に考えましょう。

追　伸

講演終了後に、「カンムリワシの里と森を守る会」第二回総会を予定しております。