明和の大津波

津波の高さ日本一

1771年に発生した八重山地震(推定マグニチュード7.4)により発生した大津波は、最大約85mという記録があり、『明和の大津波』と呼ばれている。この津波によって打ち上げられた巨大なハマサンゴ「バリ石」は、直径9m、高さ3.6mで、重量は220tと推定される。津波によって打ち上げられたハマサンゴとしては世界最大。地震による被害はほとんどなかったが、この津波によって八重山諸島では9,313人の犠牲者が出た。毎年、明和大津波遭難者慰霊之塔で慰霊祭が行われる。

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