2009年10月末に千葉ロッテよりドラフト3位で指名を受け、翌年1月には正式契約を結んだ大嶺翔太内野手。この春高校を卒業し、同級生たちに見送られながら、新天地である浦和に向かう大嶺内野手に現在の心境、今後の目標などを伺った。
―高校での野球生活を振り返ってどうですか?
大嶺 翔太(以下、翔太)
「楽しかった」の一言です。監督にお世話になり、仲間にも恵まれ、充実した野球生活3年間でした。
―石垣島を離れて浦和での生活が始まりますが、今の心境は?
翔太
「楽しみでしょうがない」の一言です。島を出て、浦和に移り、新しい場所での生活、プロ野球選手としての生活が始まることを楽しみにしています。
―石垣島を代表するプロ野球選手として感じていることは?
翔太
プロ野球選手として期待されているので、その期待に応えられるようなプレイで活躍していきたいと感じています。。
―以前、伊志嶺監督が「周囲を気にしない性格が野球向き」といっていましたが?
翔太
自分は自分として自分を持ちたいと思っています。人に流されずに、自分が思うこと(野球)に集中していきたいです。
―目標にしている選手は?
翔太
入団3年目で活躍している西岡剛選手です。彼のプレイを見習いたいです。自分は、まだ一年目なので、これから3年、4年としっかりと実績を残して、はやく一軍に上がれるように頑張っていきたいです。
―大嶺祐太投手の存在は?
翔太
ピッチャーとして目の前で投げているので、しっかり守ってあげようと思うし、兄弟として一緒に頑張りたいと思っています。
―最後に地元の人たちにメッセージを。
翔太
島の人たちには昔からお世話になって、色々な面で迷惑もかけたけれど、それを取り返すのは野球しかないと思っています。一生懸命に打ち込んで、結果を残して、島を盛り上げていきたいです。応援よろしくお願いします。
大嶺 翔太大嶺 翔太プロフィール
1991年9月17日生まれ。登野城出身。内野手。八島マリンズ→石垣第二中→八重山商工。ドラフト3位で千葉ロッテマリーンズに入団。兄の大嶺祐太投手と兄弟揃っての活躍に期待が寄せられている。180cm、78kg。背番号50。登録名は「翔太」。
(月刊やいま2010年4月号より)