4月15日午前7時40分、石垣島トライアスロン2018が全競技中止となった。
早朝から続く豪雨により7時過ぎ頃にスイムが中止となり、1000人を越す参加者はテントで雨宿りしながら、バイクスタートを待つも、雷も鳴り、雨脚は衰えず、その後7時40分に方針を決める案内がアナウンスされた。
かくして、衰えない豪雨の下、石垣島トライアスロン2018の中止が発表された。
霧が下りて視界の悪さから生まれるバイクの危険な状況と、事故があった場合の対応が困難と判断。雨宿りのテントからため息ともつかぬ残念な吐露がわくも、目前の悪天候は危険そのもの。とあるアスリートに聞けば、高速で走るバイクのタイヤの細さは格別で、それだけ接地面が小さいために、水たまりに入るだけで転倒の可能性が生まれるとのこと。
安全面を優先しての判断で、その代わりに午前9時に庭田清美選手とともに、ランを走るイベントを急遽開催。石垣島に来島した記念になる取り組みを見せて、選手を慰めていた。