2月20日午後1時から石垣市美崎町コミュニティーセンターで石垣島ビールの塩谷篤社長、いしなぎ屋の石垣憲良社長、池原酒造所の池原社長の3者がハイビール試飲会を実施。
集まった記者の前で塩谷社長は、石垣島ビールのマリンビールと泡盛の白百合30度を4対1の割合で混ぜ合わせた商品であることを説明した。泡盛の消費の縮小とハイボール(ウイスキーと炭酸割)の消費拡大と、平成30年の酒税法の改正によるビール定義の改定から今回新商品が生まれた模様。観光客がふえていく中で、泡盛の消費が縮小するというのは、おかしな現象で、ハイボール市場の急激な伸びにあやかり、ハイビールと命名。このハイビールは、石垣牛との相性が非常によいため、石垣牛とのマッチングでのピーアールもできると述べ、その取り組みも考案中とのべていた。
330mlが400円から450円。500mlが650円から700円で小売値がつけばと述べ、年間目標、1万本の販売とのべていた。
アルコール度数は、10%とビールより高く、ワインや日本酒よりも低い形。
泡盛メーカもビールメーカも従来の商品名をかぶせず、ハイビールと新たな造語で新たな局面をつくろうとするのは、珍しい話。泡盛とビールの2種の酒を混ぜて、新たな酒の名を冠するのは、これまでにない現象で、これが泡盛停滞の打破につながるか、注目されてくる。
やいまニュース⇒石垣島ハイビール発売開始