撮影・編集 流杉一行
西海区水産研究センターが施設公開 10月14日午前10時から西海区水産研究所亜熱帯研究センターで施設の一般公開が行われ、多くの家族ずれが同センターの石垣庁舎を訪問。生きた魚を身近に感じられるとあって、子供たちは興味津津で、水槽に入れられた魚を見たり、ナマコなどの海の生物に触れたりなど、なかなかできない経験をして、楽しい思い出を作っていた。 同庁舎は、これを機会に施設を知ってもらい、親子で楽しくセンターの役割・貢献について学習してもらうのが狙い。同センターは水産資源を扱う水産庁の外郭団体であり、あくまでも日本の海産資源を支える研究が主流。しかし、この日ばかりは、わかりやすく海の生物を解説して、子供たちが魚を見て、目を輝かせる様子を楽しく見守っていた。この日、展示棟、屋外展示、屋内展示の3箇所が公開され、屋内展示では、魚類解剖実演が行われ、ブダイやメバチマグロが解剖され、その胃を取り出して内容物を検証し、何を食べているかを探って見せていた。タッチプールや水槽、また危険生物コーナーや、うなぎやナポレオンフィッシュの赤ちゃんの展示や、ナミハタ産卵映像などが用意され、見ごたえある一般公開となっていた。