キシノウエトカゲ出没

キシノウエトカゲ出没

 国内最大のトカゲで知られるキシノウエトカゲが、4月7日、大浜の農道でみかけた。やはり、変温動物らしく日差しがあるあたりを、草陰に隠れながら、餌となる獲物を求めて移動し、時折、道路を横断して、その大きな体を、周囲に晒していた。
 とはいえ、人が近くにいれば、姿はなかなか見せはしない。はるか彼方の路上に現れて、ゆっくり横断している様子が何度も見られて、健在振りを知らされる。 今期まだクサゼミが鳴かず、少ないデイゴの開花に、今年の独自な気候変動がうかがわれる。昨年末の高温でサトウキビの糖度が低くなり、1月の低温ストレスが微妙に尾を引いているのか、生物の躍動が少ないように思える。

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