南の島の星まつり 盛況

南の島の星まつり 盛況

 8月15日午後6時から南の島の星まつりが石垣島南ぬ浜町緑地公園で開催された。
 日本の最南端であることで、88ある星座のうちの84がみられる石垣島の星空。また一等星24個がすべて見られるエリアでもある。その魅力を発信して、町おこしにと有志が集まり開催されたのが、14年前。島の天文台マニアの通事安夫氏が島の仲間に呼びかけて生まれたボランティア団体八重山星の会のイベントは、市街地へライトダウンを呼びかけることで、昔からあった島の上空で輝く星々を、見事に復活。そのことが話題になって脚光を浴び、毎年定番の星の祭典が石垣島で開催され、大いににぎわっている。
 今年は、天文番組でナビゲータをするタレントの篠原ともえが参加。歌手の夏川りみ、スクープオンサムバディとともに、楽しい舞台を繰り広げ、星空結婚式も華やかにおこなわれた後、8時30分から1時間、ライトダウンで土星ぐらいしか見えなかった夜空に天の川、さそり座など、数々の星座がくっきり現れて、来場者を喜ばせていた。2度の流れ星の出現で、会場はどよめくシーンもあり、レーザービームで星座を指さしての説明のある星空観察は見ごたえあり、9000人がいっしょ星空とともに有意義な時間を過ごした。

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