2月1日、沖縄本島・奥武山公園で行われた「おきなわ花と食のフェスティバル」で西表島カボチャ生産部会(山城富正代表)がおきなわブランド化貢献部門で野菜生産地活動表彰を受賞した。平成12年から西表島カボチャ生産部会が取り組んできたカボチャ生産。4・5年前から少しづつよいものができてきて、昨年は拠点産地表彰を獲得。ここ数年の取り組み内容も高く評価され、出荷するカボチャは東京の市場で仲卸の絶賛の声も聞かれ、話題となった。今年は、質・量ともに安定的な出荷が評価されての受賞となった。代表の山城氏は「出荷がゼロの年も有りました。土地がカボチャ生産に合わないため、堆肥づくりに取り組んで、徐々によいものした」と、苦労が多かった13年間を振り返った。
この日、会場に共に営農してきた同部会の農家が授賞式に参加して、壇上で表彰を受けた。離島というハンデを克服し、地域が一丸となって手探りで勝ち得たカボチャ生産の技術が高く評価され、壇上の面々は誇らし表情で、評価された喜びをかみしめていた。