10月1日午後7時30分から石垣市登野城にある大浜信泉記念館で第一回やいま文化講座「下嶋哲朗さん講演会」が開催され、90人を越える多くの市民が参集。「児童文学・ヨーンの道」で著名な下嶋氏は、1977年に聞き書きをして民話に磨き込むため、石垣島の川平で1年間過ごしたときの出会いと、ヨーンの道を書くいきさつを披露。時々ユーモアを交えて、笑い声も飛ぶ楽しい会場は、下嶋氏の人柄が出て、終始和やかな雰囲気で講演会は進められた。下嶋氏はみそ屋のおばあさんの手伝いを毎日する間、おばあちゃんの過酷な半生を知り、それを軸に童話を発表。作品は発表後、本土で大いに受けた。