ハリオアマツバメが3羽飛来

ハリオアマツバメが3羽飛来

 ムクドリとほぼ同じ大きさのツバメ、ハリオアマツバメが石垣島のバンナ公園渡り鳥観測所周辺に現れて、愛鳥家を喜ばせている。両翼を広げると50センチから53センチと大物だけに、ほかのツバメとは別の種類とすぐわかる。背中に灰色の部分があり、見分けやすい。ダイナミックな飛翔で、見る人を喜ばせるが、双眼鏡で追うには結構疲れる。
 モンゴル北部・東シベリア南西部から沿海地方・サハリン・千島・朝鮮半島・中国東北部・ヒマラヤと広い範囲に繁殖地がある。冬は、ニューギニヤ南部やオーストラリア東部に渡る。日本には本州中部以北に夏鳥として飛来。この個体も南下途中の旅鳥。

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