9月5日午後7時から3番アコウで知られる石垣島平得の交差点で、毎年恒例の「いずすどぅ主 なかどぅみちぬ とぅばらーま」が開催され、約200人の聴衆が八重山民謡とぅばらーまの歌声を堪能。石垣市主催のとぅばらーま大会の前日に実施してきた恒例のもので(一時旧暦9月13日に変更も昨年また戻す)、この日は歌う人が主役という意味の「いずすどぅ主」を心意気として、とぅばらーま愛好者が次々に舞台に立ち、味のある見事な歌声を聞かせていた。ただ今回この時期は、全県で市町村選挙が多数展開。投票も2日後の7日。八重山でも竹富町、与那国町での選挙から、海を越えての出場を見合わす人も出て、出場者はいつもより少なく、楽しみにした人にはちょっと残念な日となっていた。ただ、出場者が少ないなりに、個人的な記念に歌う人も出て、会場は応援モードも入って、大いに盛り上がった。「いずすどぅ主」が大いに発揮された催しとなっていた。