大型台風の台風８号が7月8日午前０時頃に石垣島へ暴風域入りして、午前7時ほどで最大瞬間風速３４・５ｍを記録。これは、予測した風速35ｍよりかなり低い数値で、風速３５ｍであれば最大瞬間は５０ｍほどになってよいもの。25ｍ程度の風速の台風となり、あまりに弱い台風に、９３０ヘクトパスカルだったこと事態までが疑われる台風といえる。本土の被害は、本土の治水・不動産行政・建築基準関係の行政・自治体怠慢ではないか。映像がハイビジョンになって、被害の映像が視聴率を上げるから、出る量も増えて、人をいままで以上に不安にしていないか。日本の国際競争力のアップを狙って、規制緩和を進めて、自由競争と、労働者の雇用流動化で、社会意識を余裕の無い方向へ促して、日本列島、自然も人工構築物も人の心も劣化の方向に向かっていないか。インターネットにはNASAの衛星から見る台風８号の画像がリリースされている。最も今知りたいのは、なぜ９１０ヘクトパスカルにならなかったか。それがわかっているのかだ。（写真はNASA提供）
