4月6日、石垣島新川川河口で、傷ついたウミネコが飛来。足をかばいながら、休んでいるのが見られた。今冬季、人目の届かない場所での廃油の投棄がうかがえる、黒いウミネコが石垣島で発見されたほか、このような傷ついたウミネコも現れ、見えないところで自然への影響を大きくしている事態がはじまっている。高齢化と少子化で自然破壊の影響力も低減しそうな将来のはずだが、新興国BRICSが世界で経済力を増す中、環境汚染の担い手が、手の届かないところで席巻し、大規模な発生源を持つとすれば、将来はかなり心配だ。そういう意味で、これから出てくる海洋汚染や野鳥への影響などは、もっと観察しておくべきかも。