石垣島でも震災追悼

石垣島でも震災追悼

 3月11日、午後2時15分から石垣市新栄公園で「わたしたちはわすれない」をテーマに東日本大震災犠牲者追悼・復興祈念式が開かれ、370人の市民が会場で地震発生の14時46分に合わせて1分間の黙とうを実施。46分になった合図のサイレンが鳴る中、黙とうがあり、鳩の放鳥の後、300の風船を放って、犠牲者の冥福と復興を祈願した。
 そのあと、参加者は世界平和の鐘を打ち鳴らして、一日も早い復興を祈願していた。なお、この日は午後5時まで自由に打ち鳴らせるよう、平和の鐘の施設は開放された。
 島には東北出身者を中心に、チムグクルの会が結成されており、その参加者も100名近く参加。公務員ら関係者170人に、まいふなー保育園、ひまわり保育園、こどもの家保育園の園児100人も加わり、石垣混声合唱団とともに「花は咲く」を歌うなど、会場には和やかな雰囲気の中、3年の経過を淡々と受け取り、明日へつなげることの大切さがこもる式になっていた。

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