大潮でガチュン捕り

大潮でガチュン捕り

7月24日、大潮のこの日、二人の老人男女が石垣島の海岸でガチュンを捕っているのが見られた。ペットボトルを浮きに利用して、漁具を有効利用するのは、長年、試して来ているのを物語る。刺し網だ。網を仕掛け、潮が引き出すと網に刺さって動けなくなったガチュンが水揚げされていた。石垣島では、ウミンチュが持つ漁業権に対し、一般市民はおかず代くらいの漁獲は大目に見られている。釣り船、遊漁船による漁獲も、産卵期の入れ食いなどは問題にされているが、その経営主体がウミンチュだったりする。ただレジャーボートでの多量の漁獲はサイズ関係なしでもあり、そこは大問題。二人が老夫婦か親子か仲間か親戚か、ウミンチュなのかは不明だが、おかず代にはオーバー気味だ。このポイントには、投網を持つ人が集まる場所でもある模様。「持って行くか」と声をかけられた。やさしい人たちなのだ。ごっそり捕らずに逃がしながらやさしく捕れば、持続可能なのだ。

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