5月10日午前9時半から石垣市立大本小学校(石垣俊子校長)では全校生徒14名による愛鳥の集いが同校体育館で開かれた。県内最高峰の於茂登山の麓に位置する同校では野鳥観察が総合学習で取り入れられ、自然豊かな環境を利用してバードウオッチングを熱心に取り組んでいる。また毎年、愛鳥週間に自分の好きな野鳥を発表し、教室の名前を野鳥でつける取り組みが行われており、今回はその発表も行われて、1・2年生がツバメ学級、3・4年生はズアカアオバト学級、5・6年生はアカショービン学級と命名され、掲示板が学校長から生徒代表に渡されていた。このあと、日本野鳥の会石垣支部副支部長の佐野清貴氏による講話があり、ビデオをつかって八重山に生息する野鳥や渡り鳥などを紹介。なかでもカンムリワシのペアリング・抱卵から子育て、巣立ちまでを撮影したビデオが流され、子供たちは真剣な面持ちで動画に見入っていた。