3月5日はサンゴの日。石垣市ではこの日から一週間をサンゴウイークと設定し、サンゴの保全・エコ・グリーンツーリズムに関連したイベントを企画。県内外からのイベント参加者を募ってきた。初日の今日は、石垣港離島ターミナルでのトゥモールネットセンターで八重山のサンゴ展を開始(11日まで)したほか、サンゴ苗作り体験、サンゴとカヌーで遊ぼうIN底地ビーチ、グリーンベルトの植樹と7,多彩なイベントがスタートしている。白保のWWFジャパンのサンゴ礁研究センターでは、京都府から私立の立命館高校の生徒57人がグリーンベルト(月桃)の植樹を実施した。これは同校修学旅行の沖縄離島コースを選んだ生徒らが参加したもの。2斑に分かれ、時間をずらしてグリーンベルト植栽とシュノーケリングによるサンゴ観察を同時実施。観察するサンゴはハマサンゴ群落と青サンゴ群落で、まだ3月とあってまだ生徒らには冷たい海水ながら、この時期は海の透明度も冴えており、群落に群れる多数の魚を観察できたようだ。生徒のひとりは、月桃の植栽の意味を実感したようで、「サンゴを守りたいと思った」と述べていた。