2月20日午前9時30分から石垣島大浜でカジマヤーパレードが開催され、多くの市民が見守る中、オープンカーに乗った次呂久ヒデ子さん(97)は、長寿にあやかろうと沿道に集まった人に手を振り、時折カチャーシーで、応えていた。次呂久ヒデ子さんは大正6年10月10日生まれ。ヒデ子さんは新聞をよく読み、体もよく動かすと家族から評判。「世界で何が起こっているか、集落で何があったかを知りたいから」とヒデ子さん。浜への散歩を欠かさず、そこで出会う老人仲間とユンタクするのだという。この日、大浜のこのパレードに珍寿を迎える依光年恵さん（１１２才）も参加予定だったが、体調不良でパス。パレードは欠席したが石垣芳子さん、長田静さんが97歳を迎え、島外にも2名が出身者でおり、計5名と長寿の村となっている。このパレードのあとは生年祝いの合同祝賀会が行われ、85歳の参加者は17名と控える元気な高齢者の登場で、村は大いに盛り上がっていた。
