今年も石垣島平田原にアマサギの群れがまとまって飛来。二期米の緑の稲の葉が揺れる中、9月16日、130羽のアマサギが、チュウサギと同じ頭の白い姿で水田地帯の平田原の一角の休耕田に舞い降りて、周囲を警戒しているのが見られた。そばでくちばしの黒いコサギの集団も見られて、賑わいは拡大傾向。しかし、この集団も警戒心が解けるとともに、個体間の距離が広がり、やがて散っていく。ただ、襲われた不運なサギが、片足で立つ姿も見られて、安全な場所の確保の成功不成功が明暗を分ける。15日に海岸で見たアマサギ集団は、頭がまだ亜麻色のものが混ざったが、この陸に降り立ったアマサギは、どれも亜麻色ではなかった。新参者が来ていることを紛らわす術なのか、頭が亜麻色の個体が群れにいる間は、狙われることを嫌って、海岸から内陸に入らないのか。そこは、アマサギに聞かないと、わからないが・・・。