8月7日朝、石垣島の水田地帯でタマシギが飛翔しているのが見られた。代掻き前の水田で大胆にも激しく水浴びをして見せ、周囲に無警戒ぶりを披露したタマシギは、羽をつくろい、羽にゆっくり脂を塗ってから、一度今いる場所を一回り飛翔したあと、隣の区画に移動して、今度は極端に警戒心を色濃くしながら、草の間を移動。頭を低くしながら餌をついばんでいた。チドリ目タマシギ科の野鳥で、オスが子育てする生態を持つ。ウサギのような愛らしい目を持つ野鳥で、目の周囲に勾玉(まがたま)のような文様があることから「タマシギ」と名がついている。