「宇宙桜」植樹

「宇宙桜」植樹

3月9日、石垣市立名蔵小中学校で「宇宙桜」の卒業記念植樹がおこなわれた。宇宙植樹とは、高知県仁淀川町にある樹齢500年の桜(通称ひょうたん桜)の種が地元の子供たちによって200粒集められ、それが国際宇宙ステーションに届けられたもの。2008年11月15日に届けられ2009年3月16日に初めて国際宇宙ステーションへ乗り込んだ日本人宇宙飛行士若田光一さんとともに同年7月31日に無事帰還。その内の170粒が仁淀川町へ返され、その中の4粒が発芽。これを育てて接ぎ木して50本が1m以上の苗に成長。今年2月に仁淀川町のひょうたん桜の周辺に植樹され、東日本大震災の被災地気仙沼市や、高知県とゆかりのある地へ贈られた。高知出身で石垣島天文台副所長の宮地竹史氏が昨年仁淀川町から講演依頼を受け訪問したのをきっかけに、石垣島へ2本の宇宙桜が贈られることになったもの。

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