1月21日午後1時半から、平成23年度野生生物保護対策検討会イリオモテヤマネコ保護増殖分科会が開催され、土肥昭夫座長および伊澤雅子検討員ほか3検討員および、事務局の環境省職員8名と、オブザーバーとして林野庁九州森林管理局沖縄森林管理署や県、竹富町、琉球大学、NPOなどの関係者が参加。年に一度のイリオモテヤマネコの保護増殖に関わる協議とあって、参加者は真剣にヤマネコの現状と取り組みを聞き、検討員の意見を聞いていた。長年のモニタリング調査から解析できている事態が、詳細に披露出来てきており、モニタリングエリアのヤマネコに内陸から現れるヤマネコとの入れ替わりが観られる点を、より詳細にわかる調査が求められると意見が出て、環境省とともに識者との検討がおこなわれていた。