2012年1月6日の時点で、愛鳥家の間で交わされる話に冬鳥の少なさがある。シロハラ、アカハラ、ツグミが見えない。新川川河口に毎年集結するアオサギの姿もなく。そう、新川川河口にはユリカモメ、セグロカモメの姿もない。なにしろウミネコさえ見えない異常さ。これほど寂しい新年は珍しい。近くの平田原で見えるのは、セイタカシギの一団と、アマサギがパラパラと・・・。シギ、チドリ類も、相対的に少ない。昨年の冬は寒かった。それで更なる南方への越冬地を求めてフィリピンへ抜けたのか。あるいは、なんらかの影響で、いつも来る野鳥がここまで来れなくなっているのか。答えは不明だ。1月3日に見かけたギンムクドリ350羽は翌日いなくなった。あれは、やはりさらなる南方へ旅立ったためか? と思いきや、1月6日の夕闇迫る午後6時ころ、宮良橋付近に集合。戻ってきたようだ。