アミ族の莫言さんがミニコンサート

アミ族の莫言さんがミニコンサート

11月6日午後12時30分からアミ族の莫言(モオ・イエン)さんが石垣市役所前でミニコンサートを開催。石垣島まつりの大パレードが始まる直前で、多くの石垣市民が莫言さんの味のある渋い声に聞き入っていた。昨夜、石垣島まつりの舞台で曲を披露したとき、いっしょだった胡弓の何佩琪(ヘ・ペイチ)さんと太鼓の?凱傑(トォウ・カイジエ)さんとともに、息の合った演奏と歌を見せた莫言さん。彼は台湾先住民アミ族で、生まれた土地を拠点に音楽活動することで知られる。この日、祖先の霊の叫びを曲にした「魂の叫び」が披露されたほか、ビギンの「三線の花」が披露された。ふるさとを大切にするビギンと通じるものがあるようで、莫言さんはこの「三線の花」のメロディーと詩が好きで、短期間で日本語を覚えてきたという。この曲がはじまると、やはり聞く人の反応が違った。また、莫言さんの絶叫調の歌声が、「三線の花」をより感動的な曲にしていた。(なお中華人民共和国には莫言なる有名な小説家があるが、別人。)

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