10月17日、石垣市立石垣小学校の5年2組で、中山義隆石垣市長が児童らと石垣牛をつかった給食をともに堪能した。これは、11月27日に「石垣牛代バーベキュ大会」を計画する石垣市が、その際使う20頭分の「石垣牛」の内、給食用食材として適する部位であるミンチやバラ肉を安価で小学校13校、中学校5校の5179名に月2度のペースで、9月から12月まで給食に提供するもの。すでに9月からカレーやそぼろ丼、ハヤシライスに利用しており、今回は牛たま丼に石垣牛が使われた。この日は、市長自ら給食に同席して児童に提供された石垣牛をアッピール。高級ブランドとしてある牛を、子供たちとともに堪能して、石垣牛のおいしさを確認した。児童生徒へのアピールも、各家庭の食卓で話題になれば、11月27日開催予定の石垣牛バーベキュー大会の成功につながるとの計算も、ある模様。地産地消を資する給食提供にとどまらず、全国発信のギネス挑戦にもつながる夢のイベントであれば、石垣産品生産関係者には全国へ向けた話題性から大きな期待も高まるものにもなる。食べた子供たちは、突然のにぎやかな給食に驚いた様子ながら、「おいしい」とうれしそうに給食をほおばっていた。なかには「石垣牛の味の違いがわからない」と笑いながら答える児童もいて、いつもと違う給食時間を楽しんでいた模様。