5月14日15日の二日間、石垣市中央運動公園屋内練習場で八重山産業祭りが開催され、多くの郡民が訪れ会場は例年同様に華やいだ賑わいを八重山産品が一堂に揃う中で見せた。今回は、外部からバイヤーを招いてイベントを開催するなど、地場産業の活性化に視点を踏み込ませた側面を持ち、将来が、期待できる産業祭りに進化。また、八重山商工高校がユーグレナとタイアップして、新製品の微生物ユーグレナの入った「ソーリムシ食品」を製造して、販売。高校生が新商品の開発を手がけて、店頭に並べて製品紹介をする実習的活動が産業祭りで見られるのは、これも将来性を考えると、実に秀逸。毎年内容を進化させる八重山青年会議所と石垣市商工会は、互いに利活用しながら連携を深めている模様。八重山のポテンシャルが開ける感じがする。ただ、これまであった八重山の産業紹介の側面が消えつつあるのは、実に残念。子供たちと、八重山のありようをつかむ場としての、パビリオン的展示も充実してほしいところ。