カンムリワシ・リサーチによる第2回綾羽(カンムリワシの幼鳥)顔写真調査の結果がメイクマン石垣店で公開展示されている。(15日まで)これは、昨年9月1日から今年2月20日にかけて実施されたカンムリワシの幼鳥写真の大募集で集まった写真の数々。この応募の件数は石垣33、西表26で、その個体数は、2島合計で30羽。これは、昨年が26羽だったことを考えると4羽多いことになるが、応募者一人で15の個体を確認した人がおり、全体的には、確認できる個体数は少なかった模様。展示会場では、カンムリワシの幼鳥といえど、個性が豊かで、よく見ればそれぞれ味がある顔をしているのがわかる。そこに張り出された資料には、石垣島および西表島のカンムリワシ幼鳥発見場所をゾーンで表示して、発見されやすい場所を特定。そこでの車のスピードの出し過ぎに注意することも、いっしょに呼びかけて、昨今カンムリワシの交通事故が多発していることを告知。この展示会は、交通事故防止と市民への関心を引き出す2つの効果を出していた。