真喜良小学校で環境学習を実施

真喜良小学校で環境学習を実施

5月12日午後2時から石垣市立真喜良小学校オープンスペースで、「沖縄の自然について知ろう!~石垣島のマングローブ~」をテーマに出前講座が実施され、五年生59名が環境学習の授業を受けた。この日の講師は、石垣島エコツーリズム協会の谷崎樹生さん。石垣島のラムサール条約指定湿地に選ばれているアンパルの生物や彼らが食物連鎖でつながっている関係を学習。1977年と2003年のアンパル湿地の航空写真を見比べて、その変化の激しさを学習。この激変を自然界でおこらないようにするには、児童には自然に対してどんな対応が望ましいか、谷崎氏は子ども達にどうすれば自然が守れるかについて、いっしょに考え、いっしょに質疑して、有意義な時間を過ごした。「ポイ捨てがなぜ悪いのか、わかる人は?」といった谷崎氏からの少し意地悪な質問が出されても、子ども達は子どもらしい模範解答を探していた。ペットボトルや缶などのゴミは、自然に戻っていくことがないために、ずっと残り、環境が悪化するから、やってはいけないと説明。自然素材のものは自然へ戻っていくシステムがあり、人工の物はそのシステムがない。ものごとの良い悪いについては、しっかりその根拠をつかんで読み説くことを学んでいた。パワーポイントをつかい、写真などを駆使して、見応えある授業となっていた。

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