鳩だが、ひとまわり大きい鳩なだけに、一目で「あれ?」と思うのがこの鳩。3月29日、元名蔵の電線で雨に打たれながら、うずくまっているリュウキュウズアカアオバトが10羽ほど見られた。アオバトとの違いは、下腹が白いアオバトに対し、ズアカアオバトは白くない。まず姿は鳩だが、それを疑いたくなる大きさがある。ズアカアオバトには、リュウキュウズアカアオバトとチュウダイズアカアオバトの2種いる。屋久島から南西諸島、台湾、フィリピンに留鳥として生息する。名前が、ズアカアオバトと頭が赤いアオバトという名前だが、台湾やフィリピンの種は頭が赤いが、日本のズアカアオバトは頭が赤くない。なぜか。台湾で名付けられたことから、こうなったと考えるとわかりやすいが、・・・。