3月12日午後3時頃、石垣島新川川河口で海面変動が見られた。石垣島気象台によると津波の影響であるとのこと。新川川河口の4羽のウミネコ幼鳥が中洲に舞い降りて休んでいるのを撮影中、激しく潮が流れ込んできて、あっという間に中洲は消え去り、周囲の砂の上の金属ゴミが海面の下に消えたのだった。そしてまもなく元に戻って、中洲が現れたのだった。しかも2度も。これが2度目で確信したのは、単なる潮の干満ではないこと。潮の干満時刻を見れば、このとき干潮に向かっていく時刻。いわば潮が満ち出すことはあり得ない時刻。この件を気象台に問い合わせると、津波の影響で海面変動がおこっているとのこと。突然に激しい潮の流れが襲ってくる様子は、まず、驚きだ。気象台は最大海面変動しか発表しない。しかし島の海面は、複雑に変動しており、きわめて危険な海になっていることを認識したい。海浜に近づいてはいけない理由がここにある。東日本大震災の大津波による海面変動(石垣島新川川河口)の動画はこちら