石垣市立大本小学校は、1月26日、探鳥会を実施。生徒10名と教師6名とともにロングコースを巡回していた。同校は総合学習として野鳥観察を、学校あげて熱心に取り組んでいる。月に一度のショートコース(2カ所の巡回)と3ヶ月に一度のロングコース(4カ所の巡回)を設けて、子ども達は一年間と通して野鳥を探し、メモに記録をとっている。この日訪れた新川川河口では、海が満潮で野鳥が見えなかったものの、その近辺である水田地帯の平田原ではセイタカシギが多数見られたほか、トウネンも見られて大収穫。学校への戻り道で、初めてバンナ公園の石垣ダムも観察。これまでカモなどの水鳥が集まる場所での観察はなかったため、多数の水鳥に圧倒され、子ども達も先生も歓声をあげていた。かくしてこの日は、シロハラ、カルガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモなど野鳥17種を観察。新たな巡回地点の発掘ともなり充実した探鳥会になった。