「島が泣いている。なくそう漂着ゴミと不法投棄」をテーマに第2回目となる海・love・loveフェスタが、11月14日午前10時から石垣島の北端、平野海岸で開催された。この日は曇り空で、石垣島最北でのクリーンビーチ活動とあっては、集まる人の数が心配されたが、なんと502人の参加者があり、スタッフ100人を加えると、総勢600人を越す人が集結。平野海岸の漂着ゴミは、瞬く間に集められ、分別されて、リレーされて運ばれ、ものの見事に海岸からゴミが一掃されていた。最後は記念撮影が空撮で実施され、モーターパラグライダーから大塚勝久氏がゴミを囲んだ参加者を大空から何度も接近して撮影していた。このあと、会場を平野公民館に移して、参加者へ鳥汁と牛汁が振る舞われ、腹ごしらえの後は「海・love・にぃふぁいライブ」が開催された。琉球祭り太鼓やTOTUMAN、UCOCA、川門聡とゆうなーズのライブを楽しんで、有意義な時間を過ごしていた。最後に、集まったゴミの量の発表があり、燃やすゴミ102袋、燃やさないゴミ3袋、発泡スチロール216袋、ペットボトル152袋、缶6袋、漁具6袋、ブイ494個、発泡ブイ1111個、電球18袋、ビン37袋など、このほかボートの破片やプロパンガスボンベ、消化器など考えられないものもあった模様。