身に武器を持たず瞬間に敵を倒す沖縄古来の武術から発展した空手道。その八重山地区での選手権大会が10月23日午前8時半から石垣市総合体育館サブアリーナで開かれた。幼児の部から高校生の部まで、116人がエントリーされ、形競技と組手競技が行われた。会場は応援する親たちで溢れ、カメラを手に真剣な面持ちで競技を見守っていた。
幼児の部の形競技からはじまった競技は、選手待機所からの入場からはじまり、挨拶の礼から競技がおこなわれ、真新しい空手着から可愛い手足を空に突いて大会ははじまり、いた。小学校低学年でも、幼い頃からやっている選手は周囲に熱気を感じさせる競技者もあり、静かな会場に真剣なかけ声が響いていた。