オーストラリアセイタカシギ飛来か?

オーストラリアセイタカシギ飛来か?

 10月12日、石垣島の市街地近辺の水田に、オーストラリアセイタカシギと思われる、首の後ろに黒い柄があるセイタカシギが現れ、エサを求めて、水底をクチバシでつつき回っているのが見られた。セイタカシギは、東京湾でも数多く見ることができ別名水辺のバレリーナの名を持つ、一見華奢だが、見栄えのする野鳥だ。八重山に来るセイタカシギは、秋から冬にかけて北国からやってくるのだが、南半球のこのオーストラリアセイタカシギは、温かい土地を目指して南から北へ渡る。その中には赤道を越えて、行き過ぎれば、北半球で冬に北から南を目指すセイタカシギといっしょに越冬することになる。

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