9月18日から19日にかけて台風11号が石垣島に接近。バンナ公園の戦争マラリアの慰霊碑裏に植えられてあるアカキナノキの様子が、少々変になっている。今回、潮に弱いアカキナノキがまともに台風の潮風にさらされたわけで、あれから10日以上たって、新芽が黒くなって、弱りだしている様子がみられている。かといって、アカキナノキの育種に詳しい人は、島にはいない。日々の日差しで、元気を取り戻し、また開花へこぎ着けるのか。あるいは、今期は花を見送るのか。関係者には、心配なアカキナノキだ。今年は、遺族会が清掃活動を台風の去った後に実施。アカキナノキに倒れ込んでいた木を切り落として、すっきりさせてしまった。これは、今後、また大いに塩害にあうこととならないか。潮風に晒されやすくなっていないか。きりがない心配だが、これだけ頑張ったアカキナノキだから、枯れさせたくない。